ソフトバンクの系列である「ラインモ」と「UQモバイル」は実際どっちがお得に使えるのでしょうか?
それぞれ違った特徴があるので、どちらが自分に合っているのか確認したうえで契約をするのが良いかと思います。
今回はラインモとUQモバイルの特徴や違いについてご紹介していきます。
LINEMOとUQモバイルを比較

料金プランを比較
■LINEMO(ラインモ)
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
ラインモは「3GB」と「20GB」のプランがあり、月々のデータ使用量によってどちらかを選択することが可能です。LINEサービスの利用に関してはデータ量を消費しないので、それを踏まえたプラン選択がオススメです。
■UQモバイル
プラン | 容量 | 月額料金 |
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
UQモバイルは3つのプランから選択が可能。当月に使い切れなかったデータ容量は翌月まで繰り越すことができます。
☆割引やキャンペーンを適用した場合の基本料
■LINEMO(ラインモ)
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 12ヵ月 実質0円 |
スマホプラン | 20GB | 6ヵ月 実質0円 |
LINEMO(ラインモ)はソフトバンク系列になりますが「家族割」や「おうち割」等の割引は適用外となりますが、キャンペーンを併用した場合、ミニプランは最大12ヶ月分、スマホプランは最大6ヶ月分相当 実質0円になります。
その他キャンペーン情報については『ラインモ最新キャンペーン情報』の記事をご確認ください。
■UQモバイル
プラン | 容量 | 月額料金 |
くりこしプランS | 3GB | 990円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,090円 |
くりこしプランL | 25GB | 2,970円 |
UQモバイルは対象となる「インターネットサービス」または「でんき」に加入することで割引が受けられます。割引条件等はUQモバイル キャンペーンサイトをご確認ください。
それぞれの特徴を比較
■LINEMO(ラインモ)
ラインモの特徴としては、LINEのサービスに特化している『LINEギガフリー』というサービスがあります。
LINE通話を利用する場合「10分で約3MB」「60分で約18MB」のデータ量を消費しますがラインモだといくら使っても消費は0になるので、その分を他の通信に利用できます。

また、月の途中でデータ量を使い切ってしまってもLINEサービスに関しては通信制限がかからないので快適に利用することが可能です。もし頻繁にLINEを利用しているのであればお得に使えるラインモがおすすめです。

■UQモバイル
UQモバイルの特徴としては、当月に使い切れなかったデータ量を翌月に繰り越すことが可能です。また「auひかり」や「auでんき」等のサービスを利用すると基本料金から割引が受けられるので、全てのサービスをまとめて利用されたい方はおすすめです。
比較①:通話オプション

■LINEMO(ラインモ)
通話オプション | 月額料金 |
通話準定額(5分/回) | 550円 |
通話定額(24時間) | 1,650円 |
キャンペーン料金 | |
通話準定額(5分/回) | 1年間 無料 |
通話定額(24時間) | 1年間 1,100円 |
ラインモの通話オプションは「1回の通話で5分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプから選択することができます。
専用アプリは特に無いのでそのまま電話のアイコンから発信することで通話料が割引されます。LINE通話以外の音声通話が多い方におすすめです。
加入から1年間は通話オプションの割引キャンペーンが適用になるので「5分かけ放題は0円」「24時間かけ放題は1,100円」で利用することができます。
■UQモバイル
通話オプション | 月額料金 |
通話パック(60分/月) | 550円 |
通話放題ライト(10分/回) | 880円 |
通話放題(24時間) | 1,980円 |
UQモバイルの通話オプションは、月に60分の無料通話が付いているタイプと、1回の通話で10分間無料になるタイプと、24時間かけ放題のタイプから選択することができます。
ラインモと同様に「かけ放題専用アプリ」などは使わず通常の音声通話が割引されます。
通話オプションの月額料金から値引きされるキャンペーンは開催されていませんが「通話放題ライト」もしくは「通話放題」に加入した場合「電話きほんパック(V)」が無料でご利用できます。
比較②:通信回線
■LINEMO(ラインモ)
MNO(ソフトバンク回線)
ラインモは大手キャリであるソフトバンクの回線を借りるのではなくそのまま利用しているので通信速度は高速で安定しています。
■UQモバイル
MVNO(au回線)
UQモバイルはau回線を利用できますが、一部の回線を借りて利用しているMVNOなので、よく使われる時間帯(昼間・夜)は通信速度が遅くなりがちです。
「MNO」と「MVNO」の違いについては別記事にて詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

比較③:端末購入の可否

■LINEMO(ラインモ)
端末購入は『不可』となるので、SIMフリー端末を別途購入するか、今まで利用していた端末を利用する形になります。
■UQモバイル
端末の種類は少ないですが、UQモバイル取扱店もしくはオンラインにて契約と同時に端末購入が可能となり比較的オンラインの方が在庫が揃っています。
比較④:加入オプションの種類
■LINEMO(ラインモ)
オプション名 | 月額料金 |
通話準定額 | 550円 |
通話定額 | 1,650円 |
持込端末保証 with AppleCare Services | 950円~ |
持込端末保証 | 715円 |
留守電パック | 220円 |
データ追加(1GB) | 550円 |
+メッセージ(プラスメッセージ) | 0円 |
セキュリティパックプラス(L) | 660円 |
フィルタリング | 0円 |
世界対応ケータイ | 0円 |
国際電話 | 0円 |
■UQモバイル
オプション名 | 月額料金 |
通話放題 | 1,980円 |
通話放題ライト | 880円 |
通話パック(60分) | 550円 |
データチャージ(100MB) | 220円/回 |
データチャージ(500MB) | 550円/回 |
増量オプションⅡ | 550円 |
通話明細サービス | 110円 |
電話きほんパック | 440円 |
着信転送サービス | 0円 |
割込通話サービス | 220円 |
三者通話 | 220円 |
迷惑電話撃退サービス | 110円 |
お留守番サービスEX | 330円 |
ギガぞうWi-Fi | 165円 |
安心サポートパック(Android) | 1,012円 |
安心サポートパック(iPhone) | 1,099円 |
故障紛失サポート(Android) | 418円~ |
故障紛失サポート with Apple Care Services | 868円~ |
故障紛失サポート with Cloud | 990円~ |
故障紛失サポート with Apple Care Services & Cloud+ | 945円~ |
使い方サポート | 649円 |
持ち込み故障サポート | 715円~ |
メールサービス(@uqmobile.jp) | 220円 |
あんしんフィルター for au | 0円 |
安心セキュリティセット | 330円 |
国際ローミングサービス | 490円/24時間~ |
比較⑤:支払方法とキャリア決済
■LINEMO(ラインモ)
・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:ソフトバンクまとめて支払い
■UQモバイル
・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:auかんたん決済
その他「インターネットバンキング」「コンビニエンスストア」「支払秘書」「銀行ATM」にて支払いが可能(24時間受付)
比較⑥:速度制限
■LINEMO(ラインモ)
・ミニプラン(3GB):最大300kbps
・スマホプラン(20GB):最大1Mbps
月のデータ量を使い切ってしまっても『LINEサービス』に関しては速度制限がかからず通常の速度で利用することができます。
■UQモバイル
・最大300kbps
(「くりこしプランS +5G」「くりこしプランS」「スマホプランS/M/L」「ぴったりプラン」「おしゃべりプラン」「おはなしプラン」)
・最大1Mbps
(「くりこしプランM +5G」「くりこしプランM」「くりこしプランL +5G」「くりこしプランL」「スマホプランR」)
比較⑦:独自のメールサービス
■LINEMO(ラインモ)
非対応
■UQモバイル
対応(@uqmobile.jp)/月額220円
ラインモは独自のメールサービスを提供していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの3社は「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば月額330円で今までのメールアドレスを引き続き利用することが可能です。UQモバイルでも利用可能。
契約手数料や解約金
■LINEMO(ラインモ)
契約事務手数料 | 無料 |
転出費用(MNP転入) | 無料 |
SIM発行手数料 | 無料 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし |
■UQモバイル
契約事務手数料 | 新規契約:3,300円 |
機種変更:3,300円 | |
端末増設:2,200円 | |
SIMパッケージ(MNP転入) | 3,300円 |
請求書発行手数料 | 110円/月 |
MNP転出手数料 | 無料 |
SIMカード交換・再発行手数料 | 3,300円 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし |
どちらがオススメ?

ラインモがおすすめの方
・LINEのサービスをお得に利用したい方
・キャンペーンを利用してお得に利用したい方
・通話オプションをお得に利用したい方
・安定した通信回線(MNO)を利用したい方
・速度制限時も高速で利用したい方
・ソフトバンク回線を利用したい方
・ソフトバンク、ワイモバイルから簡単に切り替えたい方
UQモバイルがおすすめの方
・データ量を繰り越したい方
・通話パック(60分)を利用したい方
・契約と同時に端末を購入したい方
・店頭でサポートを受けたい方
まとめ
今回はLINEMO(ラインモ)とUQモバイルそれぞれの特徴と違いについてご紹介しました。それぞれ違う特徴があり、サービス内容も変わってきます。
UQモバイルは当月使い切れなかったデータ量を翌月に繰り越すことができるので無駄なく使うことができます。しかしあまりにも毎月余ってしまうならプランが合っていないということなので、プラン変更をするか他社へ乗り換えた方がお得になる可能性があります。
一方ラインモは、キャンペーンを併用するとミニプランなら最大12ヶ月分相当、スマホプランなら最大6ヵ月分相当 基本料金が実質0円で利用でき、キャンペーンが終わったとしてもミニプランなら音声通話が付いて月々990円で使うことができます。また、通信回線はソフトバンク回線(MNO)をそのまま利用できるので安定した通信が利用できます。
自宅セット割を適用しない通常料金のUQモバイルと比較した場合、最安プランの3GBで638円分ラインモの方が安く利用することができるので、とにかく安く利用したい方はラインモの方がお得に利用できます。
どちらも解約金は0円ですが、UQモバイルの場合事務手数料が発生するので、ラインモの基本料金実質0円キャンペーンでお得に利用して、キャンペーンが終わってからUQモバイルを検討するのもありだと思います。ぜひお得なキャンペーン期間中にお乗り換えをしましょう。