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ラインモ(LINEMO)とLIBMO(リブモ)を徹底比較!どっちがおすすめ?

ソフトバンクの系列である「ラインモ」とTOKAIコミュニケーションズが提供している「LIBMO(リブモ)」は実際どっちがお得に使えるのでしょうか?

それぞれ違った特徴があるので、どちらが自分に合っているのか確認したうえで契約をするのが良いかと思います。

今回はラインモとリブモの特徴や違いについてご紹介していきます。

LINEMOとLIBMOを比較

料金プランを比較

■LINEMO(ラインモ)
プラン 容量 月額料金
ミニプラン 3GB 990円
スマホプラン 20GB 2,728円

ラインモは「3GB」と「20GB」のプランがあり、月々のデータ使用量によってどちらかを選択することが可能です。LINEサービスの利用に関してはデータ量を消費しないので、それを踏まえてプランを選択することをおすすめします。

■LIBMO(リブモ)

<なっとくプラン>

プラン データ容量 音声機能付きSIM
(データ通信+音声通話+SMS)
データSIMのみ
なっとくプラン 無制限
(最大速度200kbps)
528円
3GB 980円 858円
8GB 1,518円 1,320円
20GB 1,991円 1,991円
30GB 2,728円 2,728円

<ゴーゴープラン>

プラン データ容量 かけ放題サービス 月額料金
ゴーゴープラン 500MB 5分かけ放題 1,100円
10分かけ放題 1,320円
かけ放題マックス 1,980円

LIBMO(リブモ)は、スタンダードな「なっとくプラン」と音声通話メインの「ゴーゴープラン」から選択することができます。また、音声通話とSMSが不要で完全にインターネットしかやらない方向けに「データSIMのみ」も選択が可能となります。

割引やキャンペーンを適用した場合の基本料

■LINEMO(ラインモ)
プラン 容量 月額料金
ミニプラン 3GB 0円
スマホプラン 20GB 2,728円

LINEMO(ラインモ)はソフトバンク系列になりますが「家族割」や「おうち割」等の割引は適用外となります。他社から乗り換えした場合「ミニプラン」のみキャンペーンが適用されるので最大6ヶ月間実質無料になります。

※適用期間中、基本料金分のPayPayポイントが付与されます。

その他キャンペーン情報については『ラインモ最新キャンペーン情報』の記事をご確認ください。

■LIBMO(リブモ)
プラン データ容量 音声機能付きSIM
(データ通信+音声通話+SMS)
データSIMのみ
なっとくプラン 無制限
(最大速度200kbps)
528円
3GB 760円 858円
8GB 1,298円 1,320円
20GB 1,771円 1,991円
30GB 2,508円 2,728円

リブモは対象となる「インターネットサービス」に加入することで毎月220円の割引が受けられます。割引条件等はLIBMO(リブモ)公式サイトをご確認ください。

それぞれの特徴を比較

■LINEMO(ラインモ)

ラインモの特徴としては、LINEのサービスに特化している『LINEギガフリー』というサービスがあります。

LINE通話を利用する場合「10分で約3MB」「60分で約18MB」のデータ量を消費しますがラインモだといくら使っても消費は0になるので、その分を他の通信に利用できます。

また、月の途中でデータ量を使い切ってしまってもLINEサービスに関しては通信制限がかからないので快適に利用することが可能です。もし頻繁にLINEを利用しているのであればお得に使えるラインモがおすすめです。

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■LIBMO(リブモ)

リブモの特徴としては「スタンダードなプラン」「データのみプラン」「音声通話に特化したプラン」から選択することができるので用途によって安く利用することができます。また、当月に余ったデータ量は翌月に繰り越すことができるので無駄なく利用することができます。

比較①:通話オプション

ラインモとリブモの通話オプションを比較。

■LINEMO(ラインモ)
通話オプション 月額料金
通話準定額(5分/回) 550円
通話定額(24時間) 1,650円
キャンペーン料金
通話準定額(5分/回) 1年間 無料
通話定額(24時間) 1年間 1,100円

ラインモの通話オプションは「1回の通話で5分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプから選択することができます。LINE通話以外の音声通話が多い方におすすめです。

また、加入から1年間は通話オプションの割引キャンペーンが適用になるので「5分かけ放題は0円」「24時間かけ放題は1,100円」で利用することができます。

■LIBMO(リブモ)
通話オプション 月額料金
5分かけ放題 550円
10分かけ放題 770円
かけ放題マックス 1,430円

リブモの通話オプションは、1回の通話で5分もしくは10分間無料になるタイプと、24時間かけ放題のタイプから選択することができます。

ラインモと同様に「かけ放題専用アプリ」などは使わず通常の音声通話が割引されます。

比較②:通信回線

■LINEMO(ラインモ)

MNO(ソフトバンク回線)

■LIBMO(リブモ)

MVNO(ドコモ回線)

リブモはドコモ回線を利用できますが、一部の回線を借りて利用しているMVNOなので、よく使われる時間帯(昼間・夜)は通信速度が遅くなりがちです。

一方ラインモは大手キャリであるソフトバンクの回線を借りるのではなくそのまま利用しているので通信速度は高速で安定しています。

「MNO」と「MVNO」の違いについては別記事にて詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

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比較③:端末購入の可否

■LINEMO(ラインモ)

端末購入は『不可』となるので、SIMフリー端末を別途購入するか、今まで利用していた端末を利用する形になります。

■LIBMO(リブモ)

端末の種類は少ないですが、AQUOSやOPPO、iPhoneSEなど低価格帯の機種が販売されており契約と同時に購入することができます。

比較④:加入オプションの種類

■LINEMO(ラインモ)
オプション名 月額料金
通話準定額 550
通話定額 1,650
持込端末保証 with AppleCare Services 950円~
持込端末保証 715円
留守電パック 220円
データ追加(1GB) 550円
+メッセージ(プラスメッセージ) 0円
セキュリティパックプラス(L) 660円
フィルタリング 0円
世界対応ケータイ 0円
国際電話 0円
■LIBMO(リブモ)
オプション名 月額料金
[対象] 音声通話機能付きSIMのみ
5分かけ放題 550円
10分かけ放題 770円
かけ放題マックス 1,430円
通話パック30 968円
スマート留守電® 319円
留守番電話 330円
割込通話 220円
[対象] 音声通話機能付きSIM / データ通信専用SIM
データチャージ(1GB) 330円
TOKAI SAFE 440円
つながる端末保障 by LIBMO 550円
LIBMO端末保障 418円
安心訪問サポート 8,580円
LIBMO WiFi by エコネクト 398円
雑誌読み放題 タブホ® 550円
転送でんわ 0円
迷惑電話ストップサービス 0円

比較⑤:支払方法とキャリア決済

■LINEMO(ラインモ)

・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:ソフトバンクまとめて支払い

■LIBMO(リブモ)

・支払方法:クレジットカード※
・キャリア決済:未対応

スマホ単体の場合はクレジットカード払いのみですが「TNC」または「@T-COM」の支払い方法と併せて支払うことができるので、口座振替に設定されている場合はそれと併せて引き落としすることが可能です。

比較⑥:速度制限

■LINEMO(ラインモ)

・ミニプラン(3GB):最大300kbps
・スマホプラン(20GB):最大1Mbps

月のデータ量を使い切ってしまっても『LINEサービス』に関しては速度制限がかからず通常の速度で利用することができます。

■LIBMO(リブモ)

・最大200kbps

※従来プラン(なっとく1GB/なっとく5GBプラン/音声SIMのなっとくライトプラン)と、ゴーゴープランは最大128kbpsとなります。

比較⑦:独自のメールサービス

■LINEMO(ラインモ)

非対応

■LIBMO(リブモ)

非対応

ラインモは独自のメールサービスを提供していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの3社は「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば月額330円で今までのメールアドレスを引き続き利用することが可能です。LIBMOでも利用可能。

契約手数料や解約金

■LINEMO(ラインモ)
契約事務手数料 無料
転出費用(MNP転入) 無料
SIM発行手数料 無料
解約金 無料
■LIBMO(リブモ)
契約事務手数料 3,300円
SIMカード発行手数料 433.4円
SIMカード交換・再発行手数料 3,300円
MNP転出手数料 3,300円
解約金(音声機能付きSIMのみ) 10,450円※

※ラインモは「最低利用期間」の縛りはありませんが、リブモは音声機能付きSIMに限り1年間が最低利用期間になります。

※リブモの解約金は契約したタイミングによってお支払いする料金が変わります。

どちらがオススメ?

ラインモがおすすめの方

・LINEのサービスをお得に利用したい方
・スタートから安く利用したい方(ミニプラン6ヵ月実質無料)
・安定した通信回線(MNO)を利用したい方
・ソフトバンク回線を利用したい方
・ソフトバンク、ワイモバイルから簡単に切り替えたい方
・月々の支払いを口座振替にしたい方

リブモがおすすめの方

・とにかく毎月安くしたい方
・音声通話しか使わない方
・データ通信しかしない方
・契約と同時に端末を購入したい方
・店頭(ドコモショップ)でサポートを受けたい方

まとめ

今回はLINEMO(ラインモ)とLIBMO(リブモ)それぞれの特徴と違いについてご紹介しました。それぞれ違う特徴があり、サービス内容も変わってきます。

リブモは選択できるプランが多いので自分に合ったものを安く利用することができます。しかし、通信回線はMVNOになるので昼間や夜など利用者が多い時間帯はMNOに比べて通信が遅くなる可能性が高いです。

音声機能付きSIMの場合は最低利用期間が1年間あるので「契約したけど遅くて使えないからすぐ解約」とならないように契約前に通信環境の確認をしましょう。

一方でラインモは、データ容量が3GBで収まるならラインモのミニプランにすると最大6ヶ月間基本料金が実質無料で利用でき、キャンペーンが終わっても月額990円で利用することができます。また、通信はソフトバンク回線(MNO)をそのまま利用できるので安定した通信を利用できます。

リブモは初回手数料と1年未満の解約金が発生するので、はじめはどちらの費用もかからないラインモのミニプランを半年間実質0円で利用してキャンペーンが終わってからリブモを検討するのもありだと思います。ぜひお得なキャンペーン期間中にお乗り換えをしましょう。
LINEMO