「LINEMOに興味があるけれど、60歳以上でもお得に利用できるのかな…」と考えている方もいるでしょう。特にシニアの方々は、スマートフォンの料金プランに対する不安や、特典がどの程度あるのか気になることが多いのではないでしょうか。
LINEMOにはシニア割はありませんが、他の特典を利用することでお得に使う方法があります。『ポイント還元キャンペーン』や『かけ放題オプションの初期割引』を活用することで、料金を抑えることができます。
これらの特典をうまく活用することで、60歳以上の方でも安心してLINEMOを利用することが可能です。
この記事では、
・LINEMOにシニア割がない理由と他の特典
・LINEMOを利用するメリットとデメリット
・他社のシニア割との比較
について解説しています。ぜひ参考にしてください。
LINEMOにシニア割はあるの?

結果から言うと、LINEMOには直接的なシニア割引制度はありません。しかし、60歳以上の方でもお得に利用できる方法があります。
シニアの方々がスマホを利用する際のニーズに応えるため、他の特典やキャンペーンを活用することで、結果的にコストを抑えることが可能です。これにより、シニアの方々も安心してLINEMOを選択できるでしょう。
なぜラインモにはシニア割が無いの?
シニア割がない理由として、LINEMOはもともと低料金プランを提供しているため、年齢に関係なく誰でも手軽に利用できるようにしている点が挙げられます。
さらに、オンライン専用のサービスとして運営コストを抑え、その分を利用料金の低価格化に反映しています。そのため、シニア割引がなくても、他の特典で十分にお得感を得ることができるのです。
色んなキャンペーンでさらにお得に!
ラインモでは、契約者に対してPayPayポイントが還元されるキャンペーンを実施しており、時期によっては条件を満たすことで最大20,000円相当のPayPayポイントが貰えるキャンペーンも開催しています。
さらに、特定のキャンペーン期間中には、追加のポイントや割引が適用される場合もありますのでラインモ公式サイトをこまめにチェックすることをお勧めします。
こうしたキャンペーンを活用することで、シニア世代の方でもお得にスマホライフを楽しむことができるでしょう。ポイント還元を上手に活用し、さらにお得に利用してみてください。
LINEMOを利用するメリットとデメリット

ラインモに変更する前に「メリット」と「デメリット」を理解しておきましょう。
ラインモの『メリット』
1. 初期費用は全て無料
ラインモは「契約事務手数料」や「SIM発行手数料」など、契約する際の初期費用は一切かかりません。
2. 契約期間の縛りは無し
大手キャリアや格安SIMの中には「最低利用期間」というものがあり、その期間内に解約をすると違約金が発生します。ラインモの契約には最低利用期間という縛りがありません。
3. 解約金が無料
契約期間内に解約をすると「解約金」が発生する事業者もありますが、ラインモはどの期間に解約をしても解約金は発生しません。
4. 様々な支払方法に対応
格安SIMを契約する場合、クレジットカード払いしか対応していない事業者が多いですが、ラインモは「口座振替」「デビットカード払い」「クレジットカード払い」に対応しています。
5. 大手キャリアと同等の通信回線
MVNOの格安SIMは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線の一部を借りて通信サービスを提供しているので、よく使われる時間帯(昼や夕方)は通信が不安定になったり、通信速度が低下しがちです。
しかし、ラインモはソフトバンクの回線をそのまま利用しているので高速通信が可能です。
6. 料金プランが安くてシンプル
ラインモの料金プランは、数ある格安SIMの中でも低価格帯で提供しており、2つのプランから選択をするだけなので、シンプルで分かりやすい料金プランになっています。
プラン | データ容量 | 月額料金 |
LINEMOベストプラン | 0~3GB | 990円 |
3GB~10GB | 2,090円 | |
LINEMOベストプランV | 0~30GB | 2,970円 |

7. 通話オプションを安く使える
ラインモの通話オプションは「1回の通話で5分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプがあります。
加入から7ヵ月間は通話オプションの割引キャンペーンが適用になるので「5分かけ放題は0円」「24時間かけ放題は1,100円」で利用することができます。
8. キャンペーンが豊富
ラインモは、全ての方がお得になるように、様々なキャンペーンが常時開催されています。
また、適用条件は「契約して開通するだけ」のものが多いので、誰でもお得にキャンペーンを受けることができます。
9. LINEのデータ消費がゼロ
LINEアプリのトーク機能や音声通話・ビデオ通話などを利用した際に発生するデータ通信量が「消費ゼロ」で利用することができます。
例えば、毎月利用できるデータ量を超えてしまい通信制限がかかってしまった場合でも、速度が落ちずにLINEのトークや音声通話を利用することができます。
10. データ量超過後も最大1Mbpsで使える
月に利用できるデータ量を超えてしまった場合、多くの格安SIMは最大200kbpsに制限されてしまいます。
しかし、ラインモの場合は、LINEMOベストプランの場合「最大300kbps」、LINEMOベストプランVの場合「最大1Mbps」と他社に比べて速い速度で利用することができます。
LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV |
10GB超~15GB ⇒ 300kbps |
30GB超~45GB ⇒ 1Mbps |
15GB超 ⇒ 128kbps |
45GB超 ⇒ 128kbps |
11. 留守番電話が利用可能
「留守番電話」に対応していない格安SIMが多いですが、ラインモは月額220円で「留守番電話」「着信転送」「着信お知らせ機能」を利用することができます。
12. キャリア決済に対応
キャリア決済に対応していない格安SIMが多いですが、ラインモは「ソフトバンクまとめて支払い」に対応しています。
ラインモの『デメリット』
1. ラインモの公式サイトで端末の購入ができない
ラインモの公式サイトではスマートフォンの端末販売を行なっていません。もし新たに契約をする場合は、お店やネット通販などでSIMフリー端末を購入する必要があります。
また、端末を購入する際は必ずラインモの公式サイトにて「動作確認端末」を確認してから購入するようにしましょう。
2. キャリアメールが使えない
ラインモはソフトバンクの回線を利用していますが、ソフトバンクで提供しているキャリアメール(@softbank.ne.jp)を新たに利用することができません。
すでにキャリアメールを利用している場合は、それぞれのキャリア(ドコモ・au・ソフトバンクの3社)で「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば、月額330円で今までのメールアドレスを引き続き利用することは可能です。
3. 家族割や光セット割が無い
ラインモには「家族割」や「光回線とのセット割」がありません。
しかし、そもそもの基本料金が安いので家族で複数契約をしてもトータルコストを抑えることが可能です。また、複数回線申し込みによるキャンペーンも開催しています。
4. 店頭での対応ができない
ラインモは全てオンラインで完結することができますが、ソフトバンクショップなど店頭でサポートを受けることができません。
契約自体は、公式サイトで簡単に手続きができ、不明点がある際は担当者とリアルタイムでチャットをしながら確認ができるので安心ですが、どうしても店頭で対応してもらいたい場合は、対応している格安SIMを検討しましょう。
これらのメリットとデメリットを理解したうえで、ご自身に合っているのかを検討しましょう。
他社の60歳以上向けシニア割

シニア割を提供している他社と比較することで、自分に最適なプランを見つける手助けになります。特に、使い方やライフスタイルに合ったプランを選ぶことが、通信費の節約につながります。
シニア割は多くの事業者から提供されていますが、その中の一部をご紹介します。
① Y!mobile(ワイモバイル)

ワイモバイルでは『60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン』を提供しています。
このキャンペーンは、契約時の使用者年齢が60歳以上で「シンプル2 S/M/L」にご加入いただくと、通話かけ放題の「スーパーだれとでも定額+」の月額料が1,100円割引になります。
通話を頻繁にかける方にはお得な割引となっていますが、あまり電話をかけないか、LINE通話で済ませている方にはそこまでのメリットは無いかと思います。
しかし「シンプル2 Lプラン」に加入される場合は、シニア割を適用することで「スーパーだれとでも定額+」の月額料金が0円で利用できるので、そこまで通話されない方でもお得に通話ができます。
他にも、ワイモバイルでは、シニア向けに使いやすいスマートフォンやサポートサービスも提供しており、初めてスマートフォンを利用する方でも安心して使い始めることができます。
興味のある方は、最寄りのワイモバイルショップやウェブサイトにて詳細を確認してみてください。
▽ LINEMOとの比較▽

② UQ mobile

UQモバイルでは『60歳以上通話割』というシニア向けの割引サービスを提供しています。
この割引は、ご利用者の年齢が60歳以上の場合で「トクトクプラン」「ミニミニプラン」へ加入することで、通話オプション「通話放題/かけ放題」の月額料金から永年1,100円割引、さらにメールサービスも無料(通常220円)で利用することができます。
ワイモバイルと同様に、通話を頻繁にかける方にはお得な割引となっていますが、あまり電話をかけないか、LINE通話で済ませている方にとってメリットは少ないかと思います。
もし興味のある方は、最寄りのUQモバイルショップやウェブサイトにて詳細を確認してみてください。
▽ LINEMOとの比較▽

③ J:COM MOBILE

ジェイコムモバイルでは『シニア60割』というシニア向けの割引サービスを提供しています。
この割引は、契約者または回線利用者が満60歳以上の方で、対象期間中「J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ) [5GB以上]」にMNPで申し込みをすることで、月額基本料金から最大6ヵ月間1,078円割引されます。
他にも「かけ放題(5分/回)」が3ヵ月無料、「迷惑電話・メッセージブロック」が3カ月間無料、「えんかくサポート」が最大3カ月間無料になる特典もあります。
6ヵ月間限定にはなりますが、基本料金やオプションがお得になる割引サービスとなっています。
もし興味のある方は、最寄りのJ:COMショップやウェブサイトにて詳細を確認してみてください。
▽ LINEMOとの比較▽

LINEMOでスマホをどう準備するか

LINEMOを利用する際には、スマホの準備が重要です。特に他社で購入したスマホを使う場合、事前に確認が必要な点がいくつかあります。
LINEMOはオンライン専用のサービスであり、店舗でのサポートがないため、利用するスマホがLINEMOの回線に適しているかどうかを確認する必要があります。
確認方法は、ラインモ公式サイトで簡単にチェックすることができます。
LINEMO公式サイトでの動作確認端末のチェック
まず利用する端末がLINEMOの周波数帯に対応しているかどうかを確認しましょう。もし周波数帯が合わないと、通信が不安定になる可能性があります。
<確認手順>
① LINEMO公式サイトを開く
② メニューから[動作確認端末]をタップ
③ 利用したい端末を検索
④ 端末名の右にある[開く]をタップすると詳細確認が可能
画像のように「〇」が表示されていれば問題無く利用可能、「×」が表示されているものに関しては利用不可となります。

まとめ

今回は、LINEMOをお得に利用したい60歳以上の方に向けて、
・LINEMOにシニア割がない理由と他の特典
・LINEMOを利用するメリットとデメリット
・他社のシニア割との比較
について解説いたしました。
LINEMOはシニア割を提供していませんが、基本料金が非常にリーズナブルで、他社と比較してもお得感があります。特に、データ通信を多く使わない方にとっては、無駄なく利用できる点が魅力です。
月々安くお得にスマホを利用されたい方は、一度LINEMOの利用を検討してみてはいかがでしょうか。