ラインモとワイモバイルは同じソフトバンクの系列になっていますが実際どっちがお得に使えるのでしょうか?同じ系列でもそれぞれ違った特徴があるので、どちらが自分に合っているのか確認したうえで契約をするのが良いかと思います。
今回はラインモとワイモバイルの特徴や違いについてご紹介していきます。
ラインモとワイモバイルを比較

料金プランを比較
■LINEMO(ラインモ)
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
ラインモは「3GB」と「20GB」のプランがあり、月々のデータ使用量によってどちらかを選択することが可能です。LINEサービスの利用に関してはデータ量を消費しないので、それを踏まえたプラン選択がオススメです。
■Y!mobile(ワイモバイル)
プラン | 容量 | 月額料金 |
シンプル2 S | 4GB | 2,365円 |
シンプル2 M | 20GB | 4,015円 |
シンプル2 L | 30GB | 5,115円 |
「家族割」や「おうち割」などの割引やキャンペーンを抜いた標準料金となります。(M/L)プランで、総データ利用量が1GB/月以下の場合は、1078円/月になります。
☆割引やキャンペーンを適用した場合
■LINEMO(ラインモ)
LINEMO(ラインモ)はソフトバンク系列になりますが「家族割」や「おうち割」等の割引は適用外となります。他社から乗り換え(MNP)または新しい番号で契約(新規契約)をすると、ミニプランは最大12ヵ月間、スマホプランは最大4ヵ月間 実質0円になります。
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 0円 |
スマホプラン | 20GB | 0円 |
その他キャンペーン情報については『ラインモ最新キャンペーン情報』の記事をご確認ください。
■Y!mobile(ワイモバイル)
ワイモバイルは家族で複数回線を契約した場合、もしくはご自宅のインターネットをSoftBank光かSoftBank Airにした場合は毎月の基本料金から割引されます。
※家族割は2回線目以降から適用されます。
他にも月々のお支払いを「PayPayカード払い」にすることで、毎月187円割引されます。
<おうち割 光セット(A)+PayPayカード払い適用時>
プラン | 容量 | 月額料金 |
シンプル2 S | 4GB | 1,078円 |
シンプル2 M | 20GB | 2,178円 |
シンプル2 L | 30GB | 3,278円 |
<おうち割 光セット(A)>
・シンプル2 S:1,100円割引
・シンプル2 M/L:1,650円割引
<家族割引サービス>
2回線目以降:1,100円割引
それぞれの特徴を比較

■LINEMO(ラインモ)
ラインモの特徴としては、LINEのサービスに特化している『LINEギガフリー』というサービスがあります。
LINE通話を利用する場合「10分で約3MB」「60分で約18MB」のデータ量を消費しますがラインモだといくら使っても消費は0になるので、その分を他の通信に利用できます。

また、月の途中でデータ量を使い切ってしまってもLINEサービスに関しては通信制限がかからないので快適に利用することが可能です。もし頻繁にLINEを利用しているのであればお得に使えるラインモがおすすめです。

■Y!mobile(ワイモバイル)
ワイモバイルの特徴としては、上記にもある「家族割」や「おうち割」などの割引でお得に利用することができる点になります。また、ワイモバイルはショップや量販店にて対応できるので、対面での相談や契約・プラン変更などを行なうことができます。
比較①:通話オプション

■LINEMO(ラインモ)
通話オプション | 月額料金 |
通話準定額(5分/回) | 550円 |
通話定額(24時間) | 1,650円 |
キャンペーン料金 | |
通話準定額(5分/回) | 1年間 無料 |
通話定額(24時間) | 1年間 1,100円 |
ラインモの通話オプションは「1回の通話で5分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプから選択することができます。
専用アプリは特に無いのでそのまま電話のアイコンから発信することで通話料が割引されます。LINE通話以外の音声通話が多い方におすすめです。
加入から1年間は通話オプションの割引キャンペーンが適用になるので「5分かけ放題は0円」「24時間かけ放題は1,100円」で利用することができます。
■Y!mobile(ワイモバイル)
通話オプション | 月額料金 |
だれとでも定額+(10分/回) | 880円 |
スーパーだれとでも定額+(24時間) | 1,980円 |
「だれとでも定額+」または「スーパーだれとでも定額+」に加入された場合、有料オプションサービス(留守番電話プラス/割込通話/グループ通話/一定額ストップサービス)が無料でご利用いただけます。
60歳以上の場合は「スーパーだれとでも定額+」が毎月1,100円割引。
比較②:通信回線
■LINEMO(ラインモ)
MNO(ソフトバンク回線)
ラインモは大手キャリであるソフトバンクの回線を借りるのではなくそのまま利用しているので通信速度は高速で安定しています。
■Y!mobile(ワイモバイル)
MNO(ソフトバンク回線)
ワイモバイルは大手キャリであるソフトバンクの回線を借りるのではなくそのまま利用しているので通信速度は高速で安定しています。
比較③:端末購入の可否
■LINEMO(ラインモ)
端末購入は『不可』となるので、SIMフリー端末を別途購入するか、今まで利用していた端末を利用する形になります。
■Y!mobile(ワイモバイル)
大手キャリアに比べて扱っている端末は少ないが、契約と同時に端末購入は『可能』となります。
比較④:加入オプションの種類
■LINEMO(ラインモ)
オプション名 | 月額料金 |
通話準定額 | 550円 |
通話定額 | 1,650円 |
持込端末保証 with AppleCare Services | 950円~ |
持込端末保証 | 715円 |
留守電パック | 220円 |
+メッセージ(プラスメッセージ) | 0円 |
セキュリティパックプラス(L) | 660円 |
フィルタリング | 0円 |
世界対応ケータイ | 0円 |
国際電話 | 0円 |
■Y!mobile(ワイモバイル)
オプション名 | 月額料金 |
だれとでも定額+ | 880円 |
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 |
データ増量オプション | 550円 |
持込端末保障 | 715円 |
故障安心パックプラス | 759円 |
セキュリティパックプラス | 660円 |
Enjoyパック | 550円 |
留守番電話 | 0円 |
留守番電話プラス | 330円 |
割込通話 | 220円 |
グループ通話 | 220円 |
ナンバーブロック | 110円 |
※ワイモバイルの「留守番電話」「着信お知らせ機能」「着信転送サービス」「発信者番号通知」は申込不要で無料となります。
比較⑤:支払方法とキャリア決済
■LINEMO(ラインモ)
・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:ソフトバンクまとめて支払い
■Y!mobile(ワイモバイル)
・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:ワイモバイルまとめて支払い
比較⑥:速度制限
■LINEMO(ラインモ)
・スマホプラン(20GB):最大1Mbps
・ミニプラン(3GB):最大300kbps
月のデータ量を使い切ってしまっても『LINEサービス』に関しては速度制限がかからず通常の速度で利用することができます。
■Y!mobile(ワイモバイル)
・シンプル2 M/L:最大1Mbps
・シンプル2 S:最大300kbps
比較⑦:独自のメールサービス
■LINEMO(ラインモ)
非対応
■Y!mobile(ワイモバイル)
対応/月額無料
<対応ドメイン>
(@yahoo.ne.jp)
(@ymobile.ne.jp)
ラインモは独自のメールサービスを提供していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの3社は「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば月額330円で今までのメールアドレスを引き続き利用することが可能です。ワイモバイルでも利用可能。
契約手数料や解約金

■LINEMO(ラインモ)
契約事務手数料 | 無料 |
転出費用(MNP転入) | 無料 |
SIM発行手数料 | 無料 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし |
■Y!mobile(ワイモバイル)
契約事務手数料 | 3,850円 ※1 |
転出費用(MNP転入) | 無料 |
USIM再発行手数料 | 3,850円 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし |
※1:オンライン申し込みの場合は0円になります。
どちらがオススメ?

ラインモがおすすめの方
・LINEのサービスをお得に利用したい方
・キャンペーンを利用してお得に利用したい方
・初期費用にお金をかけたくない方
・通話オプションをお得に利用したい方
・速度制限時も高速で利用したい方
ワイモバイルがおすすめの方
・家族で利用される方
・ソフトバンク光とまとめて利用されてたい方
・契約と同時に端末購入されたい方
・店舗にてサポートを受けたい方
まとめ
今回はラインモとワイモバイルそれぞれの特徴と違いについてご紹介しました。同じソフトバンクの系列でもサービス内容は変わってきます。家族で複数台を利用する場合、ワイモバイルだと家族割が適用になり1台あたりの料金がお得に利用することができます。
一方ラインモは、キャンペーンを併用するとミニプランなら最大12ヶ月分相当、スマホプランなら最大4ヵ月分相当 基本料金が実質0円で利用でき、キャンペーンが終わったとしてもミニプランなら音声通話が付いて月々990円で使うことができます。また、通信回線はソフトバンク回線(MNO)をそのまま利用できるので安定した通信が利用できます。
また、ラインモは「最低利用期間」が無く「解約金」「初期費用」が無料で、基本料金が実質無料になるキャンペーンを開催しているので、データ通信専用で利用されたい方でもお得に利用することが可能です。
他にも色々なキャンペーンを開催しているので、月々のスマホ代を安くされたい方はチェックしてみてください。