ソフトバンクの系列である「ラインモ」と株式会社エヌディエスが提供する「Tikimo SIM」は実際どっちがお得に使えるのでしょうか?
それぞれ違った特徴があるので、どちらが自分に合っているのか確認したうえで契約をするのが良いかと思います。
今回はラインモとTikimo SIMの特徴や違いについてご紹介していきます。
LINEMOとTikimo SIMを比較

料金プランを比較
■LINEMO(ラインモ)
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
ラインモは「3GB」と「20GB」のプランがあり、月々のデータ使用量によってどちらかを選択することが可能です。LINEサービスの利用に関してはデータ量を消費しないので、それを踏まえたプラン選択がオススメです。
■Tikimo(ティキモ) SIM
<シングル/シェアプラン>
※データ通信専用の料金
プラン | 容量 | 月額料金 |
シングルプラン (SIM1枚のみ) |
1GB | 693円 |
3GB | 825円 | |
6GB | 1,430円 | |
10GB | 1,760円 | |
20GB | 2,090円 | |
30GB | 5,060円 | |
50GB | 8,580円 | |
シェアプラン (SIM追加4枚まで) |
4GB | 1,430円 |
10GB | 1,980円 | |
15GB | 2,970円 | |
20GB | 3,410円 | |
30GB | 5,170円 | |
50GB | 9,130円 |
※SIM追加5枚目を利用する場合は、月額253円の利用料が発生します。
Tikimo SIMは、毎月決まった料金をお支払いする定額プランとなり、SMSを利用する場合は143円(タイプAは0円)、音声通話を利用する場合は253円の月額費用が別途発生します。
また、上記プラン他に「年契約一括前払いコース」「ケータイプラン」から選択することができます。
☆割引やキャンペーンを適用した場合の基本料金
■LINEMO(ラインモ)
LINEMO(ラインモ)はソフトバンク系列になりますが「家族割」や「おうち割」等の割引は適用外となります。他社から乗り換え(MNP)または新しい番号で契約(新規契約)をすると、ミニプランは最大12ヵ月間、スマホプランは最大4ヵ月間 実質0円になります。
プラン | 容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 0円 |
スマホプラン | 20GB | 0円 |
その他キャンペーン情報については『ラインモ最新キャンペーン情報』の記事をご確認ください。
■Tikimo(ティキモ) SIM
Tikimo SIMは、ご自宅のインターネット回線を「Tiki光コラボ」にすることでセット割が適用となり、Tikimo SIMの月額料金から最大2契約まで毎月220円割引されます。(2023年11月30日まで)
それぞれの特徴を比較

■LINEMO(ラインモ)
ラインモの特徴としては、LINEのサービスに特化している『LINEギガフリー』というサービスがあります。
LINE通話を利用する場合「10分で約3MB」「60分で約18MB」のデータ量を消費しますがラインモだといくら使っても消費は0になるので、その分を他の通信に利用できます。

また、月の途中でデータ量を使い切ってしまってもLINEサービスに関しては通信制限がかからないので快適に利用することが可能です。もし頻繁にLINEを利用しているのであればお得に使えるラインモがおすすめです。

■Tikimo(ティキモ) SIM
Tikimo SIMの特徴としては、単独で利用できるシングルプランの他に、データを分け合えるシェアプランがあり余ったデータ容量は翌月まで繰り越しが可能。
他にも、毎月お支払いする基本料金を年単位で一括支払いができる「年契約一括前払いコース」や、音声通話専用プランの「ケータイプラン」があり、利用される機器やエリアに合わせて「タイプD(ドコモ)」か「タイプA(au)」から選択することが可能です。
※タイプAを利用の場合、データ専用SIMの利用は不可。
比較①:通話オプション

■LINEMO(ラインモ)
通話オプション | 月額料金 |
通話準定額(5分/回) | 550円 |
通話定額(24時間) | 1,650円 |
キャンペーン料金 | |
通話準定額(5分/回) | 1年間 無料 |
通話定額(24時間) | 1年間 1,100円 |
ラインモの通話オプションは「1回の通話で5分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプから選択することができます。
専用アプリは特に無いのでそのまま電話のアイコンから発信することで通話料が割引されます。LINE通話以外の音声通話が多い方におすすめです。
加入から1年間は通話オプションの割引キャンペーンが適用になるので「5分かけ放題は0円」「24時間かけ放題は1,100円」で利用することができます。
■Tikimo(ティキモ) SIM
通話オプション | 月額料金 |
通話定額10 | 770円 |
かけ放題 | 1,650円 |
Tikimo SIMの通話オプションは「1回の通話で10分間無料」になるタイプと「24時間かけ放題」のタイプから選択することができます。
比較②:通信回線
■LINEMO(ラインモ)
MNO(ソフトバンク回線)
ラインモは大手キャリであるソフトバンクの回線を借りるのではなくそのまま利用しているので通信速度は高速で安定しています。
■Tikimo(ティキモ) SIM
MVNO(ドコモ回線/au回線)
Tikimo SIMは、大手キャリアのドコモ回線とau回線を利用することができますが、一部の回線を借りて利用しているMVNOなので、よく使われる時間帯(昼間・夜)は通信速度が遅くなりがちです。
「MNO」と「MVNO」の違いについては別記事にて詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

比較③:端末購入の可否

■LINEMO(ラインモ)
端末購入は『不可』となるので、SIMフリー端末を別途購入するか、今まで利用していた端末を利用する形になります。
■Tikimo(ティキモ) SIM
取り扱っている種類は少ないですが、契約と同時に購入することは可能です。
比較④:加入オプションの種類

■LINEMO(ラインモ)
オプション名 | 月額料金 |
通話準定額 | 550円 |
通話定額 | 1,650円 |
持込端末保証 with AppleCare Services | 950円~ |
持込端末保証 | 715円 |
留守電パック | 220円 |
データ追加(1GB) | 550円 |
+メッセージ(プラスメッセージ) | 0円 |
セキュリティパックプラス(L) | 660円 |
フィルタリング | 0円 |
世界対応ケータイ | 0円 |
国際電話 | 0円 |
■Tikimo(ティキモ) SIM
オプション名 | 月額料金 |
通話定額10 | 770円 |
かけ放題 | 1,650円 |
留守番電話 | 330円 |
割込通話 | 220円 |
転送電話 | 0円 |
迷惑電話ストップ(タイプD) | 0円 |
迷惑電話ストップ(タイプA) | 110円 |
国際電話 | 0円 |
国際ローミング | 0円 |
比較⑤:支払方法とキャリア決済

■LINEMO(ラインモ)
・支払方法:口座振替/クレジットカード/デビットカード
・キャリア決済:ソフトバンクまとめて支払い
■Tikimo(ティキモ) SIM
・支払方法:クレジットカード
・キャリア決済:未対応
「年契約一括前払いコース」のみ、ゆうちょ・口座振込が可能。
比較⑥:速度制限

■LINEMO(ラインモ)
・ミニプラン(3GB):最大300kbps
・スマホプラン(20GB):最大1Mbps
月のデータ量を使い切ってしまっても『LINEサービス』に関しては速度制限がかからず通常の速度で利用することができます。
■Tikimo(ティキモ) SIM
・最大200kbps
比較⑦:独自のメールサービス

■LINEMO(ラインモ)
非対応
■Tikimo(ティキモ) SIM
対応(@tiki.ne.jp)/無料
ラインモは独自のメールサービスを提供していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの3社は「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば月額330円で今までのメールアドレスを引き続き利用することが可能です。Tikimo SIMでも可能。
契約手数料、解約金、その他費用
■LINEMO(ラインモ)
契約事務手数料 | 無料 |
転出費用(MNP転入) | 無料 |
SIM発行手数料 | 無料 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし |
■Tikimo(ティキモ) SIM
契約事務手数料 | 3,300円 ※1 |
SIMカード発行手数料 | 368.5円/枚 |
SIMカード追加手数料 | 2,530円/枚 |
SIMカード再発行手数料 | 3,300円/枚 |
SIMカード交換手数料 | 3,300円/枚 |
プラン変更手数料(シングル⇔シェア) | 1,100円 |
データ容量変更 | 550円/回 |
転出手数料 | 無料 |
解約金 | 無料 |
最低利用期間 | なし ※2 |
※1:2023年11月30日までキャンペーン適用で0円となります。
※2:「年契約一括前払いコース」の場合、12ヵ月ごとの自動更新となります。
どちらがオススメ?

ラインモがおすすめの方
・LINEのサービスをお得に利用したい方
・キャンペーンを利用してお得に利用したい方
・毎月とにかく安く利用したい方
・初期費用や解約金にお金をかけたくない方
・通話オプションをお得に利用したい方
・安定した通信回線(MNO)を利用したい方
・速度制限時も高速で利用したい方
・ソフトバンク回線を利用したい方
・ソフトバンク、ワイモバイルから簡単に切り替えたい方
Tikimo SIMがおすすめの方
・データ容量をシェアしたい方
・余ったデータ容量を繰り越したい方
・大容量のデータプランを利用したい方
・音声通話を利用されない方
・ドコモ/au回線を利用したい方
・契約と同時にスマホ端末を購入したい方
まとめ
今回はLINEMO(ラインモ)とTikimo(ティキモ) SIMの特徴や違いについてご紹介しました。それぞれ違う特徴があり、サービス内容も変わってくるので「どのように使いたいのか」によって決めるのが良いと思います。
Tikimo(ティキモ) SIMは、通話プランだけでなくデータプランも用意されているので音声通話が不要なiPadなどタブレットを利用されたい方は最安月額693円で利用することができます。
また、データ容量をシェアすることも可能なので、複数台持ちや家族で利用されたい方にもおすすめです。
一方ラインモは、他社から乗り換え(MNP)または新しい番号で契約(新規契約)をすると、ミニプランは最大12ヵ月間、スマホプランは最大4ヵ月間 実質0円になり、キャンペーンが終わったとしても音声通話が付いて月々990円で使うことができます。
また、ラインモの通信回線はソフトバンク回線(MNO)をそのまま利用できるので、昼間や夜でも安定した通信で利用できます。初期費用や解約金が無料で、最低利用期間も無いので、お得なキャンペーンを利用してお試しに使ってみることも可能です。
ラインモは常にお得なキャンペーンを開催しているので、月々のスマホ代を安くされたい方はチェックしてみてください。