近年、スマートフォンの普及に伴い、通信費の負担が家計を圧迫することが増えています。しかし、工夫次第でスマホを0円で運用することも可能です。
この記事では、2024年版として最新の方法や注意点を詳しく解説します。無料でスマホを利用するためには、各種サービスの選び方や契約のポイントを抑えることが重要です。
また、無料プランにはいくつかの制約やデメリットも存在しますので、その点も踏まえて賢く選択しましょう。
スマホの0円運用について理解するための基本情報
スマホの0円運用は、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。
格安SIMの中には「基本料金が0円」や「キャンペーン適用で実質0円」になるものがあります。それらの格安SIMを選ぶことで0円運用も可能になります。
また、0円に近い料金で持てる格安SIMもいくつか存在しています。
基本料金を少しでも安くするためには
まずは契約プランを見直すことが重要です。多くの通信キャリアが提供する格安プランを活用することで、月々の通信費を大幅に削減できます。また、Wi-Fiを積極的に利用することでデータ通信量を抑えることが可能です。
さらに、不要なオプションサービスを解約し、必要最低限のサービスに絞ることも効果的です。
基本料金が安いプランの場合、月に使えるデータ量が少ないケースがほとんどです。
スマホの0円運用を実現するためには、日常的にデータ使用量を確認し、節約意識を持つことが大切です。特に、動画視聴やゲームアプリの利用はデータ消費が多いため、Wi-Fi環境下での利用を心がけましょう。
最後に、定期的に最新のプランやキャンペーン情報をチェックし、最適なプランに乗り換えることも忘れずに行いましょう。
実質0円で運用できるおすすめの格安SIM
格安SIMの中には基本料金が0円から持てるものや、キャンペーンを適用することで実質0円で運用できるものがあります。いくつかピックアップしてご紹介します。
<基本料金0円>
・povo
<キャンペーン適用で実質0円>
・LINMEO
・楽天モバイル
では、それぞれの特徴を解説していきます。
povo|基本料金0円
povoは、KDDIが提供するサブブランドです。
このプランは、基本料金が0円で必要に応じてデータや通話のトッピングを追加できる仕組みが特徴です。
基本料金 | 0円 |
+
プラン | 容量 | 料金/回 |
使い放題(24時間) | ー | 330円 |
データ追加1GB(7日間) | 1GB | 390円 |
データ追加3GB(30日間) | 3GB | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 20GB | 2,700円 |
データ追加60GB(90日間) | 90GB | 6,490円 |
データ追加300GB(90日間) | 300GB | 9,834円 |
データ追加150GB(180日間) | 150GB | 12,980円 |
使い放題(7日間)12回分 | ー | 9,834円 |
トッピングの種類も豊富で、自分の利用スタイルに合わせて柔軟にサービスをカスタマイズできるため、無駄なコストを抑えることができます。
特に、データ通信をあまり使わないユーザーや、Wi-Fi環境が整っている場所での利用が多い場合には、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
povoは、180日以内に有料トッピングの購入が無い場合は順次利用停止となり、利用停止後30日の間に有料トッピングのご購入がない場合は、順次契約解除となってしまうため、定期的に有料トッピングの購入が必要となります。
LINEMO|キャンペーン適用で実質0円
LINEMOは、SoftBankが提供するサブブランドです。
料金プランは2つから選択するシンプルな仕組みとなっており、LINEアプリのトーク機能や音声通話・ビデオ通話などを利用した際に発生するデータ通信量が「消費無し」で利用することができるのが特徴です。
プラン | データ量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
ラインモは、キャンペーンが豊富なので、それらを適用することで実質0円で運用することが可能です。
キャンペーン期間中に「他社から乗り換え」または「新しい番号」でミニプラン(3GB)を契約すると、5,940円相当(基本料6ヵ月分相当)のPayPayポイントをプレゼント!
キャンペーンを適用することで6ヵ月分相当のPyaPayポイントが貰えるため、半年間は実質0円となります。
7月下旬より新料金プラン「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」が提供開始となり、新プランの提供開始後は「ミニプラン/スマホプラン」の新規受付が終了となります。
新プランの詳細はこちらをご確認ください。
楽天モバイル|キャンペーン適用で実質0円
楽天モバイルは、楽天が提供する格安SIMとなります。
料金プランは、3段階のワンプランとなっており、毎月決まった料金を支払うのではなく使用したデータ量に応じて料金が変わります。
プラン | 容量 | 月額料金 |
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | 0~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 | |
20GB~ | 3,278円 |
楽天モバイルが開催しているキャンペーンを適用することで実質0円で運用することが可能です。
楽天モバイルに初めて申し込む方で、他社から番号そのまま乗り換えをすると「データ3GB(1,078円)×5ヵ月分」が楽天ポイントで貰えるので、実質5ヵ月無料となります。
通話はLINEを活用する
LINEはスマホユーザーにとって欠かせないアプリの一つで、無料通話やチャットが人気です。
LINEの通話は、インターネット接続があれば0円運用が可能で、通話料を気にせず高品質でクリアな会話を楽むことができます。さらにビデオ通話も無料で提供しています。
LINEは、アプリをスマホにインストールするだけで、簡単に利用できるため、初心者でも安心して始められます。
また、ビジネスシーンでも活用されており、会議や商談にも対応可能です。LINEの通話機能を活用することで、コストを削減することが可能になります。
0円運用の注意点
0円運用にはいくつか注意しなければならないことがあるので、ご紹介いたします。
■povo
・0円運用するにはデータ通信を利用しない場合に限られます。データトッピングを追加しないと通信速度が128kbpsに制限されてしまうため日常のスマホ利用には不向きです。
・180日間以上有料トッピングの購入等がない場合は「利用停止・契約解除」となることがあるので注意が必要です。
■LINEMO
・キャンペーンが適用されない場合は、最安で990円の運用となります。
・キャンペーン適用時、基本料金から割引されるのではなく5,940円相当のPayPayポイントが付与されるので実質0円となります。
・キャンペーン条件は必ず契約前にご確認ください。
■楽天モバイル
・キャンペーンが適用されない場合は、最安で1,078円の運用となります。
・キャンペーン適用時、基本料金から割引されるのではなく6,000円相当の楽天ポイントが付与されるので実質0円となります。
・キャンペーン条件は必ず契約前にご確認ください。
まとめ
今回は「スマホを0円で運用する方法と注意点」についてご紹介いたしました。
多くの事業者が格安SIMを提供していますが、その中でもご紹介したとおり月々0円で運用することも可能です。
また、0円に近い料金で利用できる格安SIMも多いですが、安さだけに捕らわれず「通信速度や安定」「サポート体制」なども契約前に確認し、ご自身に合ったものを選択しましょう。
本記事でご紹介した内容をご参考にしていただき、賢く通信費を節約しましょう。