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スマホの基礎知識

スマホの緊急地震速報が自分だけ鳴らない!?その原因と対策を解説!

スマホの緊急地震速報は、私たちの命を守るために非常に重要な機能です。しかし、いざという時にこの機能が作動しないと、不安やパニックを引き起こす原因となります。

鳴らない原因は、設定ミスやソフトウェアの不具合、通信環境の影響など、さまざまな要因が考えられます。

これらの問題を事前に理解し、適切な対策を講じることで、緊急時に確実に速報を受け取ることが可能になります。

この記事では、スマホの緊急地震速報が鳴らない原因とその対策について詳しく解説します。改めてスマホの設定を見直し、万が一の時に備えるための方法を学びましょう。

スマホの緊急地震速報が鳴らない理由と対策

スマホの緊急地震速報が鳴らない理由はいくつかあります。

① 設定が「オフ」になっている

② 電波が悪い

③ ソフトウェアの不具合

④ 端末が非対応

まず、緊急地震速報の設定がオフになっている場合があります。スマホの設定から緊急速報の項目を確認し、オフになっている場合はオンにしてください。

次に、電波状況が悪いと受信できない場合があります。地下やビルの中など、電波の届きにくい場所では注意が必要です。

また、ソフトウェアの不具合も考えられます。最新のアップデートを適用し、システムを最新の状態に保つことが重要です。

最後に、利用している端末が緊急地震速報に対応していない場合もあります。自分のスマホが緊急地震速報に対応しているか、キャリアのサポートに確認すると良いでしょう。

これらの対策を講じて、緊急地震速報が確実に受信できるようにしましょう。

スマホの緊急地震速報設定の確認方法

スマホで「緊急地震速報」を受信するための設定方法を確認しましょう。

<iPhoneの場合>

「設定アプリ」を開き「通知」を選択します。次に、画面をスクロールして「緊急速報」をオンにしてください。

<Androidの場合>

「設定」から「安全および緊急」を選び「緊急速報メール」をタップしてオンにします。

Androidの場合は、OSのバージョンやスマホ端末によって表示や手順が異なります。

もし、緊急地震速報が鳴らない場合は設定がオフになっている可能性があるので、上記のように設定を確認してみてください。

また、スマホの音量設定も確認し、通知音が適切に設定されているか確認してください。緊急メールの設定画面に「常に最大音量で通知を鳴らす」がオンになっていれば、サイレントモードになっていても通知音を鳴らすことができます。

これらの手順を踏むことで、地震が発生した際に迅速に対応できるようになります。スマホの設定を定期的に確認し、万が一の際に備えておきましょう。

緊急地震速報が鳴る条件とは

緊急地震速報が鳴る条件は、地震の「規模」と「震源地」によって異なります。

1.緊急地震速報(警報)を発表する条件

緊急地震速報(警報)を発表する条件地震波が2点以上の地震観測点で観測され、最大震度が5弱以上または最大長周期地震動階級が3以上と予想された場合に発表する。

気象庁のHPより引用

緊急地震速報(警報)の発表される条件は、

・「最大震度が5弱以上」または「長周期地震動階級3以上」と予想される地震

・「震度4以上」または「長周期地震動階級3以上」が予想される地域

に対して発表されることになっています。

緊急地震速報は、地震発生を予知しているのではなく、最初に地震の揺れが観測された直後に各地の揺れの到達時刻や震度を予想して可能な限り素早く知らせる仕組みです。

そのため、震源から離れた場所では強い揺れが到達する前に身構えることができますが、震源に近い場所だと緊急地震速報が間に合わず、揺れと同時に鳴るケースもあります。

緊急地震速報が鳴った際の対応策

緊急地震速報がスマホで鳴った際には、まず落ち着いて行動することが重要です。

建物内にいる場合は、机の下や丈夫な家具の近くに身を隠して頭を守りましょう。もし外にいる場合は、ブロック塀やガラスの近くから離れてください。

また、エレベーターを使用している際は、基本的には一定以上の揺れを感じると最寄り階で自動停止するようになっているので、扉が開いたらすぐに最寄りの階で降りることが推奨されます。

緊急地震速報が鳴らない場合もあるため、日頃から防災アプリやラジオを活用して情報を収集することも大切です。さらに、家族や同僚と連絡手段を確認し、避難場所を事前に決めておくと安心です。

緊急地震速報が鳴ったときの行動指針

緊急地震速報が鳴った場合、まず冷静になることが重要です。揺れが来る前に安全な場所に避難しましょう。

例えば「机の下に隠れる」「近くの頑丈な家具のそばに身を寄せる」と良いです。

エレベーターを使用せず、階段を利用して避難することが推奨されます。また、外にいる場合は建物や電柱から離れ、広い場所に移動してください。

周囲の状況を把握し、安全な場所への避難を心がけることが必要です。定期的な防災訓練や非常持ち出し袋の準備も欠かせません。

災害時に役立つ防災アプリの紹介

災害時に役立つ防災アプリは、スマホに必須のツールです。特に「緊急地震速報」は、地震発生時にいち早く情報を提供します。

1. Yahoo!防災速報

Yahoo!防災速報は「緊急地震速報」だけでなく、「豪雨予想」「避難情報」「防災情報」などが通知されます。

通知される情報は、公の機関や自治体が発信しているので信頼性の高い情報を使っており、次に起こる可能性の高い災害情報を発信してくれます。避難勧告や最寄りの避難場所についての情報も教えてもらえるため安心です。

また、登録できる地域は最大3つまで可能なので、ご自身が住んでいる場所だけでなく、実家や職場の場所も登録することができます。

他にも、緊急時に役立つ防災情報が分かりやすくまとめられている「防災手帳」があるので、日頃から万が一のためにチェックすることもできます。

2. NHKニュース・防災アプリ

「NHKニュース・防災アプリ」は、防災情報だけでなく、NHKの最新ニュースもチェックすることができるアプリです。

マップ上で地震のマグニチュードだけでなく、雨雲・台風・河川の情報を確認できる便利な機能がついており、お天気カメラや放送中のニュースをライブ配信でチェックすることができます。

また、今いる場所に加えて3つまで地域の登録ができ、気象情報や地震情報などの緊急通知をすぐに受けることが可能です。

特務機関NERV防災

「特務機関NERV防災」は、気象庁が発表する地震情報や津波情報などがすぐに届くようになっており、気象庁から発信される情報を用いているため信頼性が高く、リアルタイムな情報を得ることができるアプリです。

タイムライン画面では、過去3日分の現在地あるいは登録した地域にかかわる情報を時系列に確認することができます。

また、広告や操作を邪魔するポップアップは一切無く、防災に必要な情報のみを提供しているため、ストレスフリーでスムーズに災害情報を得ることができます。

防災情報 全国避難所ガイド

「防災情報 全国避難所ガイド」は、避難所の情報に特化した防災アプリで、現在いる位置から避難できる場所の候補を表示してくれます。

避難場所までの最短ルートを徒歩・車などに分けてナビゲートしてくれるため、仕事先や旅行先など慣れない土地でも安心して避難をすることができます。

また、オフライン時でもキャッシュ保存された避難所や地図が表示されるので、災害時にインターネットが繋がらない場合も利用することが可能です。

他にも、現在地および避難所から安否登録ができ「Googleパーソンファインダー」「災害用伝言板(web171)」「J-anpi安否情報まとめて検索」から、安否情報の確認をすることもできます。

まとめ:災害時に備えて事前確認しましょう

本記事では「緊急地震速報が鳴らない原因とその対策」についてご紹介いたしました。

緊急地震速報が鳴らない主な原因は、

① 設定が「オフ」になっている

② 電波が悪い

③ ソフトウェアの不具合

④ 端末が非対応

などが挙げられますが、もし設定を変えても改善されない場合は、上記でご紹介したアプリをインストールして活用することで、災害時の対策や日常生活での防災意識を高めることができます。

もし、緊急地震速報が鳴らず災害アプリも利用されていない場合は、今回ご紹介した方法を試していただき、日頃から万が一に備えておきましょう。

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