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スマホの基礎知識

家のWi-Fiが急に繋がらない!考えられる原因と解決策を紹介

突然、家のWi-Fiが繋がらなくなって困った経験はありませんか?

インターネットが使えないと、仕事や勉強、さらには娯楽まで影響を受けてしまいます。そんな時に慌てずに対処するためには、まず原因を特定し、それに応じた解決策を試すことが大切です。

本記事では『Wi-Fiが急に繋がらなくなる原因とその対処法』について詳しく解説します。これを読めば自分で問題を解決できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

家のWi-Fiが急に繋がらない原因と対策

家のWi-Fiが急に繋がらない原因はいくつか考えられます。

  • ルーターの電源や設定
  • ルーターの不具合
  • 電子レンジなどが電波干渉している
  • ISPの問題
  • デバイスの接続台数の問題

ルーターの電源や設定の問題

まず考えられるのが、ルーターの電源や設定の問題が挙げられます。

新しいルーターに買い替えた際や、新しく購入して初めて設定をする場合は設定がうまくできていない可能性があります。また、配線が繋がっておらず電源が入っていないことも考えられます。

解決法としては、取扱説明書をしっかりと見直して、初期設定や配線に間違いが無いかなどを改めて確認するとよいでしょう。

ルーターの不具合

ルーターの設定や配線に問題が無い場合は、不具合の可能性も考えられます。その際は、ルーターの再起動を一度試してみましょう。

ルーターは長時間利用していると、通信の記録(アクセスログ)が蓄積しすぎてしまったり、本体に熱がたまったりするなどで、一時的に不具合が生じることがあります。

その場合は、ルーターを再起動してあげることで、アクセスログをリセットすることができて不具合を解消できる可能性があります。

また、ルーターに触って熱が感じられる場合は、しばらくルーターの電源をOFFにして放熱した後に再度起動をするようにしましょう。

電子レンジなどが電波干渉している

ルーターを設置している場所が適切でないと、電波干渉をしてWi-Fiが繋がりにくくなります。

たとえば、電子レンジなどの家電はWi-Fiと電波干渉を起こすため、近くへの設置は避けるようにしましょう。

他にも、水槽などの水の入ったものや金属などはWi-Fiの電波を通しづらい性質にあるため、これらがある場所にも設置するのは避けましょう。

ISPの問題

ルーターが正常に動作しているか確認し再起動を試みても解決しない場合は、ISP(プロバイダー)側の障害が原因かもしれません。

契約しているプロバイダーの公式サイトやサポートセンターで障害情報を確認してみましょう。一時的な障害の場合は、しばらくすると直るので様子をみましょう。

また、契約プランの速度制限や利用制限にも注意しましょう。特に光回線など高速インターネットを利用している場合、プロバイダーの設定や契約内容を見直すことが必要です。

場合によっては、プロバイダーの変更を検討するのも一つの手です。

デバイスの接続台数の問題

ルーターには、同時に接続できる台数に上限があり、ルーターに接続している端末の台数が多すぎるとWi-Fiの接続が不安定になったり繋がりづらくなります

接続台数の目安は、ルーターの箱や取扱説明書に記載してあります。

もし家族全員でWi-Fiルーターを使用している場合や、スマート家電を何台も接続している場合などは、接続台数が多くて繋がりにくくなっている可能性が高いです。

利用していないデバイスのWi-Fi接続を解除することで解決する可能性が高いですが、解除できるものが無く、どうしても接続台数が足りない場合は、今利用しているルーターより接続台数の多いルーターへの買い替えがおすすめです。

Wi-Fiが急に繋がらない場合の解決方法

Wi-Fiが急に繋がらくなった場合、以下の方法を試してみましょう。

  • ルーターの配線を確認する
  • デバイスやルーターを再起動する
  • ルーターの設置場所を見直す
  • 接続台数を減らす
  • 周波数帯を変更する
  • 中継器を設置する
  • 障害が起きていないかプロバイダに確認する

ルーターの配線を確認する

まず、ルーターやモデムの電源ケーブルやLANケーブルがしっかり接続されているかをチェックしましょう。ケーブルやコンセントが抜けている場合は、差し直すことで改善されます。

また、配線が古くなっている場合は、新しいケーブルに交換することも検討してください。これにより接続の安定性が向上することがあります。

デバイスやルーターを再起動する

Wi-Fiが急に繋がらない場合、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。再起動は、接続問題を解決する最も簡単な方法の一つです。

まず、ルーターの電源を切り、約30秒待ってから再び電源を入れます。この手順により、ルーターのキャッシュがクリアされ接続のリセットが行われます。

次に、接続しているデバイスも同様に再起動します。これにより、全体のネットワークがリフレッシュされ、問題が解消されることがあります。

ルーターの設置場所を見直す

ルーターの設置場所が悪いと電波干渉で繋がりづらくなることがあります。電波の干渉を避けるため、ルーターの位置を見直すことも有効です。

例えば、電子レンジや他の電波を発する機器から遠ざけると良いでしょう。

接続台数を減らす

多くの端末が同時に利用すると速度が低下することがあります。ルーターの管理画面にアクセスし、現在接続中の端末リストを確認しましょう。

管理画面にログイン後、「接続デバイス」や「クライアントリスト」といった項目を探し、接続数を確認してください。もし説明書に記載されている接続台数の目安より多い場合は、利用していないデバイスの接続を解除することで改善される可能性があります。

もし不明な端末が接続されている場合、不正に利用されている可能性があるためパスワード変更を検討しましょう。これにより、不要な端末の接続を防ぎ、安定したWi-Fi環境を保つことができます。

周波数帯を変更する

Wi-Fiには「5GHz帯」と「2.4GHz帯」の周波数帯があり、それぞれ特徴があります。

<5GHz帯>

・2.4GHz帯に比べると通信速度が速い
・壁などの障害物に弱いため遠い場所に届きづらい
・Wi-Fi専用の周波数帯のため電波干渉を受けない

<2.4GHz帯>

・電波が遠くまで届きやすい
・壁などの障害物に強い
・電子レンジなど電波干渉を受けやすい

このように、それぞれに特徴があるため、利用目的や環境に合わせて使い分けるのがおすすめです。

例えば、高速通信で利用したい場合は「5GHz帯」が最適ですが、ルーターから距離が離れていて壁などの障害物が多い場合は、通信が不安定になる可能性があります。その際は「2.4GHz帯」を利用することで改善される可能性があります。

一方、「2.4GHz帯」は電子レンジなどの家電やBluetoothなど、ほかの機器でも利用している周波数帯です。そのため、Wi-Fiルーターの近くに電子レンジがあれば、お互いの電波が干渉してしまいWi-Fiの通信が不安定になる可能性があります。

利用目的や環境によって周波数帯を変更することで、改善される可能性があるため一度試してみましょう。

中継器を設置する

利用したい場所にWi-Fiの電波が届いていない可能性があります。その場合は「中継器」を設置することで電波の範囲を広げることができます。

中継器の他にも、複数の専用中継器を設置する「メッシュWi-Fi」もあるので中継器でも改善されない場合は検討してみるのも良いかと思います。

障害が起きていないかプロバイダに確認する

ルーターやデバイスに問題が無い場合は、契約しているプロバイダで通信障害が発生している可能性もあります。障害情報は公式サイトやサポートダイヤルで確認することができます。復旧時間などこまめに確認してみましょう。

緊急時はテザリングを使ってみる

もしすぐに利用されたい場合は、スマホ機能の「テザリング」も検討してみましょう。

テザリングとは?

テザリングは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして利用できる機能です。スマホからWi-Fiの電波を飛ばしてモバイル回線でパソコンやタブレットなどをインターネットに接続することができます。

再起動や設定などでもWi-Fiが繋がらない場合は、接続できるまでの代替方法としてテザリングを使うのも良いかと思います。

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まとめ

今回は『Wi-Fiが急に繋がらなくなる原因とその対処法』について解説いたしました。

もし急にWi-Fiが繋がらなくなった場合は今回ご紹介した方法を試してもらえれば解決する可能性は高いです。ぜひ対処法を1つずつ実践し、解決してきましょう。

万が一、全て試しても改善されない場合は、契約しているプロバイダーに問い合わせるか、家電量販店などの専門家に相談してみましょう。